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ビジネスブログ

2021年12月15日 [リフォーム 家具修理]

飲食店オーダーミラー交換

飲食店のミラー部分がひびが入ったということで一度壊して交換してきました。
ミラー
飲食店でこの部分にお客様が座るソファが置かれていたのですが、何かしらの衝撃が加わって一枚にひびが入ったため一旦その部分のミラーをきれいに割ってから新しいミラーを貼りました。

解説以上です。

ミラーが割れるというのはあんまりないですが無くは無いですね。最近のミラーは前よりも固いような気がします。ミラーはガラスと違い強度を上げることがけっこう難しい商品かなと思います。理由はそこそこ単純でミラーは人が自分の顔を見ることが多いのとそのせいで歪みやカスみに対するチェックが非常に厳しいせいじゃないかと思っています。

 ミラーはすごい単純に言うとガラスに銀を塗ったものですので理屈で言うとガラスにできる加工はできるはず。ガラス自体を強くする強化ガラスのようなものを元手に加工すれば強化ミラーもお金はかかるができるはずなんですがしません。強化は焼きを入れて通常の1000倍程度の強度を出すそうなのですがその工程の中で若干歪みます。他を見てる分には気が付かないのでしょうが自分の顔部分がそこにあたるとかなり気になりますね。
 それと同じで飛散防止シートも少しカスみます。これはミラーにサランラップかけているような感じというとイメージしやすいかもしれませんが、ミラーの上から透明な接着剤とフィルムシートを貼っているため少し感じる部分があります。ミラーの裏側にはまあ貼れなくはないんでしょうけど少し剥がれるのが怖いですね。ミラーの裏は保護塗料塗ってあるので今回の構造としてはガラス・銀・胴・保護塗料・接着剤・飛散防止シート・接着剤・壁なのでがミラーを壁に接着するときに剥がれるリスクが上がっている気がします。

 ちなみに割れないミラーなのですがこれはアクリルに塗ってあるのでガラスより割れにくいということですね。もしくはステンレスの鏡面仕上げにしている場合。これらがいまいち使われない理由はさっきと同じで歪むからです。なのでガラスで強化やフィルム貼っていないものがいまだに一般的なんでよね。

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