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2024年05月01日 [東京 特注家具]
大吉原展&キッチン工事
3/26-5/19まで東京藝術大学大学美術館で開催していました「大吉原展」に行ってきました。面白かったです。
ちなみに展示では高橋由一作の小稲花魁の肖像画が似てなくて小稲花魁が泣いて怒った話がちょっと面白かったです。
ポスターの文字はピンクだった時の方が良かったですね。まあうるさいのがいたのでしょう。
私を含め吉原の歴史についてしっかり知っている大人が少ないのではないかと感じました。少なくても私は永年落語聞いていたせいか勘違いしている部分はかなりありました。「なんで政府公認なの」とか「内部はどういう法律があったの」とか「客の職業はいつ変わったの」「なんで場所移動になったの」とか「なんでよく火事が起こったの」「いつからいつまであったの」とか正しく外国人や子供に説明できる大人はどれぐらいいるのかと考えるとそんなに多くないのではと思いました。当時の美術品を基にした説明で吉原を説明するなら藝大でやる意味しかない思っていますし、展示は美術品の解説で、展示を観れば吉原の文化が江戸文化にどれほど大きく影響しているかわかります。ちなみに被害者としての女性の主観は描かれていない代わりに役所に提出された書状などはありましたが、外国人に人気があるという春画はでてきません。
「国際化」なんて当たり前すぎて今となっては古い言葉かもしれませんが国際化って外国語を喋れて海外の文化をよく知っていることなんですかね。私はそれも含んでいるとは思いますが、それは方法で、日本人がしなくてはいけないのは日本の文化をよく知ることではないかと思っています。