2023年08月01日 [東京 特注家具]
ウォールナットオーダーテレビボード&中川衛美しき金工とデザイン展
パナソニック汐留美術館で開催中の「開館20周年記念展 中川 衛 美しき金工とデザイン」展に行ってきました。
松下電工の工業デザイナーとして活躍し、その後「彫金」の人間国宝となった中川衛さんの展示会です。工業デザインと伝統工芸の共通項をひもとく展覧会ということです。
特注家具
主要材ウォールナット突板柾目、化粧板
ウレタン塗装、LEDライン照明
ウォールナットのテレビボードですね。
まず下台から。ウォールナットで製作していて左から観音開きの木製扉内部は可動の棚板1枚にスピーカー配線用の穴が一つ開いています。
中央の4枚は木製の枠付きガラス扉で内部は配線しやすい加工をしていて右側の扉内部に配線を回すようになっています。
右側は引出で少し浅く作っていて引出の奥の方が配線をためるようになっています。これは上から配線が来ているためです。
下にはLEDの照明がついていて床を照らすようにつくっています。
中段の収納は化粧板で製作です。白いウォールナット柄の木目で開き扉になっています。中には仕切りがあり可動棚が4枚入っています。
棚板の奥には切込みがあり上の配線を下に落とすようになっています。
上段はすべて観音開きの収納ですが一番右の2枚だけは分電盤があり配線ピットにもなっています。
以上解説でした。
ちょっとツートーンの家具について書きたかったのですが時間無かったので次回にさせていただきます。