2022年01月26日 [東京 特注家具]
化粧板オーダーカウンター下収納
特注家具
主要材化粧板
カウンター下収納ですね。材料は化粧板で木目の横目になっており上部がキッチンカウンターになっているのでその下に取付をしています。右の奥からですが上は引出になっていて下はゴミ箱収納です。扉にステンレスのダストシュートがついています。正式名称は屑入れ投入口なので発注の時とかはこちらで探すといいでしょう。こちらは扉の中にゴミ箱が入っていて普段は見えないようになっています。
その隣3つは上が引出で下は扉です。引出はゆっくり閉まるタンデムレールで扉内部は可動棚が2枚ついています。扉はゆっくり閉まるタイプで手掛けは上に掘り込みをしてあります。
一番左の手前は引出と扉に見えますが実際は側面から使うようになっています。側面部分が壁から少し隙間が出ているのが分かるかと思いますが、黄色いテープのところですが、これは扉の手掛けが上から下まで通っている為隙間があるように見えますが箱体は壁に固定されています。
解説以上です。
少し関係ない話になりますが10年ほど前までは日本家屋に於いて和室というのはかなり常識的な場所でした。ほぼ必須というか貴人を迎える場所は畳敷きの場所なので客間と最年長の人の部屋は和室というのは常識でした。意外と思われる方多いかもしれませんね。マンションが建設されてもその常識はあるため和室と広縁は昔のマンションにはついていました。旅館なども和室と広縁がついていて、この広縁部分が今でいうところの謎スペース、謎空間と呼ばれている場所です。広縁は直射日光防止や通路の役割で畳の焼けや傷みを防いでいるためあった方がいい場所なんですね。まあ時代と共に減っていきましたが。
で次世代の謎スペースとして注目されているキッチンカウンター下部分。工事は年間でも割とありますね。既製品とかも多いのでデッドスペースの有効活用としてみなさん考えていらっしゃるのかなと思います。
平面図や展開図だと隙間が空いているってわかりにくいんですよね。ここの使い方は主に3つで一つは写真にあるような収納。集合住宅の場合は収納場所をどこにするかというのは大事なところです。
2つ目はダイニングテーブルをそのままキッチンカウンター下に突っ込む方法。お金かからないし普段2人ぐらいしかダイニングで一緒に食べないとかだとありですね。
3つ目はハイタイプカウンターチェアを置いて簡易テーブルとして使用。これは今の社会にはリモート会議でダイニングテーブルを使用している人が多いことをなどを考えると増えてくるかもしれません。