2021年07月05日 [東京 特注家具]
化粧板オーダー玄関コーナー
オーダー家具主要材化粧板
玄関コーナーの棚板と引出ですね。構成としては一番上の棚板が固定棚で下5枚が可動棚になっています。その中に置きタイプの引出箱が3つあり、これはどこでも置けます。可動棚に使用したのは棚柱という材料でスチールやステンレスに棚ダボがはまるように加工穴が開いてある建材でこれは後付できるので背中のクロスをあまり隠さずに棚ダボを壁につけることができます。木の場合はねじ込みのダボを使うことが多いんじゃないかなと思っています。引出には少し切り欠きをしていて指を入れて引き出して使えるようにしているのと建具と建具の間の空間の有効活用の為に動線に家具があるのを嫌い少しコーナーを落としています。色は建具に色を合わせたものを使用しています。
以上解説でした。
営業から設計工事まで自分がしているにも関わらず、自分が思いもしなかったものが出来上がることはよくあるのですが、これも3ヶ所だけの棚柱で棚板と引出が留まっているのがだいぶ変わっているなと思っています。よくよく考えると角を落としている一番手前の部分から棚受けが無いので落ちちゃうような気がするのですが、なんだかんだ加工して落ちないようにしています。固定だと楽なんですけどね。可動でとなるとあんまり方法ないかなと思います。
あと上の棚板も金物などは見えないように工事してつけています。これも可動でももちろんできるのですが、そうすると棚柱の頭が常に見えている状態になるのと一番上は多分動かさないということで固定しています。
玄関に少し収納やオープンの棚あると便利ですよね。花を飾ったり、宅配が来た時にハンコとか入れておけるし出かけるときに持っていくものなんかも入れておけますし、収納作るよりも軽い感じになります。普段何も考えてないとついつい箱体で作ってその中に引出や棚板を製作してしまいがちになるので打ち合わせは大事だなと思います。