2019年06月04日 [リフォーム 家具修理]
ダイニングテーブル再塗装セラウッド
ダイニングテーブルの塗り直しをさせていただきました。
セラミック塗装後
塗りなおし前
セラウッド塗装という塗料での再塗装で、
着色ではなくクリアで仕上げています。
セラウッドの特徴としては
紫外線に強いというのと輪じみができにくい
ということがあります。
今回の分は特に木質感が出るものを
使用しています。
そういえばちょくちょく聞かれるのが
「輪じみ直せるのか」問題ですね。
結論から言えば
再塗装すればだいたい直せます。
そもそも「なぜ輪じみができるのか」
ですが、テーブルは木の上に塗装を
していまして、オイルの場合は着色剤
が入ったオイルの上に防水クリアオイル
ですが、それ以外の塗装の場合は
上から
仕上げクリア、中塗りクリア、調整カラー、
下塗り着色剤で木部になっています。
その塗装を抜けて木部に水が入ると
木部に塗ってある着色剤を薄める
もしくは浮かすのでその部分が
色が変わるということだと思います。
着色していない木の場合は木は
水が入ると黒ずむので色が変わります。
色の濃い木は薄くなり灰色に近づきます。
熱いものを乗せた時に変わるのは
塗装の成分が熱でダメになって
一部析出した場合ですね。
「かぶり」と呼ばれるものに近いです。
再塗装というのは一回塗装をすべて
剥がしてから下地調整して再塗装なので
この辺りの問題が解決するんですね。
セラウッド塗装またはセラミックス塗装
は成分が変化しにくく固いのでまあ
このあたりが強いというわけなんです。