2018年09月04日 [一枚板 無垢板]
ウォルナット一枚板
ウォルナットの一枚板です。
長さは2500ミリを超えているのでかなり長いですね。
塗装はセラウッド塗装です。
ウォルナット一枚板で
ワレ(割れ)、フシ(節)、ソリ(反り)がなく
木目も綺麗で赤身と白太のグラデーションも
よく出ています。
上と下での幅の差も少ししかないですし
幅も850程度でテーブルにはちょうどいい大きさですね。
脚は特注脚でウォルナットの無垢でできています。
解説以上でした。
椅子とお部屋が大きいので違和感ないですが
一般的に1500ミリで4人がけが通常で
一枚板の場合厚みがあるので1800ミリぐらいが
多いかなと思います。
時計とチェストも納めさせていただいたのですが
カテゴリ分けしたいので別に書きます。
ウォルナットの無垢板と一枚板について
まず無垢板と一枚板の違いなのですが
一枚板とは端から端まで同じ木で
継ぎ目が無いもののことで、
それ以外の無垢材で出来上ている
ものが無垢板と呼ばれます。
つまり4~5枚ぐらいの無垢を
つないでテーブルにしたものですね。
金額でいうと人気のウォルナットで
一枚板は30万ぐらいから
無垢板は10万ぐらいからになります。
なぜ高いのかというと、ものが少ない
ということがあると思います。
言い訳をするつもりもないですが
テーブルになる大きさは幅で900ミリで
中央の芯の部分が入っているものは
割れてくるのでそこを避けたものを使用します。
そうすると直径1メートル以上のものということになります。
ウォルナットの場合そこまで育つのに
80年からもう少しかかるそうなので
そこから伐採して、運んで、水の上に
浮かべたり、スプリンクラーで数年
水を掛けたりして水分量を一定にして
スライスし、選別し、何年も乾燥させてから
選別、仕上げに機械で乾燥させそれから
水分量5パーセントぐらいにして塗装して出来上がり。
選別では反ったもの割れたもの、木目が
綺麗でないものははじかれていき、
その時の流行や需要にあわせたものを
家具屋とかが買って加工していくと。
そうなるとなかなか市場に一枚板として
出てくるものは貴重ですよね。